投資とは将来的に利益が見込めそうな物や事柄に資金を投下して事業や証券、不動産等で利益を得る事を目的とした手段のひとつです。
投資の種類としては、中期的なスパンで収益を得る事を目的とした株式、投資信託、変額年金保険、外国債券、外貨預金等。金や銀、プラチナ、不動産などの実物債権に長期的な見通しで投資して利益を得る物があります。
更に、どのような投資にも大小のリスク・リターンが付きまとい、それぞれのリスクに見合ったリターンが常に存在します。つまりリスクが大きいほど、そのリターンも大きくなるのです。そして投資の大きな魅力は、安全性資産(預貯金など)の運用と比較し、その収益性が遥かに大きい事だと言えるでしょう。
さて、投資のひとつにFXという物があります。
FXの事を良く知らなくても、ネットやテレビなどで聞いた事のある人は多いでしょう。FXとは外国の通貨を両替して、その差益を得る事を目的としたタイプの投資のことです。
例えば、1ドル130円の時に13万円で1000ドルを買ったとして、その後円安になり1ドル140円になったら、持っている1000ドルを14万円と交換します。
そうすると収益は1万円。1万円得した事になります。
その逆で(円高)1ドル120円になると、13万円で買った1000ドルは12万円になっているため、1万円損をしてしまいます。
説明を聞くと、実は自分でも気付かずにFXをやっていたという人もいるかと思います。
近年では2007年のサブプライムショックと2008年のリーマンショックで世界的な通貨の大暴落が起こり、日本も急激な円高となりました。
当時、安くなった海外旅行に行く人、値下がりした外国製品を買う人、そしてドルを買う人が多くいました。「世界的な金融危機が去って、経済が安定した頃にドルを手放せば儲かる」と考えて、そこまで投資めいた意識を持っていた人は少なかったと思いますが、それこそがFXなのです。
このようにFXは為替レートの変動をうまく使って、その差額で儲けを出す仕組みであるため、変動が大きな為替レートの方に稼ぐチャンスがあると言えるでしょう。
ただし、損も付き物ですから、各国の為替レートの動きを予測出来ないと話しになりません。口コミなども気になるところ。
しかし、一言で為替レートの変動と言っても様々な要因が考えられ、国の経済成長率(GDPの伸び率)や経済規模、国の信用度や情勢の安定性など様々な事が考えられます。
この様な日々目まぐるしく変わる情報を正しく選んで判断しなくてはなりませんが、初心者にこの判断は大変難しく、そもそも何を見て情報集めればいいのか、それすら分からないと思います。
そこで新聞や本以外にも、FXに役立つ口コミ情報やランキング・評価などのネットサイトも積極的に活用して、リスクの少ない賢いFXで資産を増やしましょう。